フランチャイズで独立したいと考える人も多いと思います。今回は、から揚げブームは終焉について考えてみたいと思います。
その辺を実際にフランチャイズのスーパーバイザーとして15年以上の経験と現在本も出版して現場で活躍しているSVの専門家と考えてみたいと思います。ここ数年で、から揚げ専門店がブームのように非常に多くの店舗ができました。
コロナ禍のテイクアウトブームもあり一気に広がった印象もあります。
ここにきて、非常に多くのお店が閉店に追い込まれているようです。
FC展開もされ、有名なところでは「からあげの天才」というチェーンでした。
テリー伊藤さんの人形がおいてあるところでもあり、居酒屋のワタミとも提携しているチェーンです。
最盛期には120店舗ほどあったお店も、今は半数ほどになっている状況です。
原因としては、これは原材料や人件費の高騰があげられています。
しかしながら、この問題は飲食店においては、どこも共通した課題ではないでしょうか。
やはり、単品商品の飲食というのは、どうしても過当競争になったりした場合に窮地にたたされている事は過去もよくありました。
似ている業態ですが、ケンタッキー・フライド・チキンの業績は昨年までは非常に好調でした。
現在、多少は落ちているもの、そこまで悪い業績ではありません。
完全にブランドとして、根付いている強さがあります。
そして、ケンタッキーも7割の店舗は、フランチャイズの店舗になります。
ファストフードとしても、マクドナルドと差別化ができている点も強みではないでしょうか。
非常に飲食店は、真似ができないブランド戦略というのは重要ではなでしょうか。