フランチャイズとはー塾フランチャイズ・形態・メリット・デメリット

学習塾におけるフランチャイズとはー指導形態とメリット・デメリット

独立を考えたことがある人は多いと思います。独立には、自分でやるかフランチャイズを利用して独立するかの選択があります。そこで大事なのは、学習塾の形態です。この記事では、「学習塾の形態」について、実際に独立して会社経営をしている経験をもとにお役に立てるようにわかりやすく解説しました。

目次

学習塾の形態

フランチャイズ全般における記事を今まで書いておりましたが、弊社などが展開する学習塾業界ではどうであるかを見ていきましょう。

学習塾のフランチャイズは現在30社以上あると言われています。

学習塾の形態として(1)集団指導(2)個別指導(3)自立型指導に大別できます。

予備校形態の集団指導のフランチャイズ

  1. については、代表的なイメージで言えば予備校になります。予備校形態の集団指導というのは、非常に講師のスキルに依存をする形態でもあります。

未経験者がすぐその授業のクオリティを身につける事は難しく、(1)の形態のフランチャイズは存在していません。

個別指導のフランチャイズ

2.については、一番多い形態でもあります。講師は基本大学生の学生講師が中心となります。

「個別指導」というのは、イメージ的には講師1人に対して2名ほどまでの形態をイメージをする方は多いのではないでしょうか。

厳密に個別指導という定義はなく、現状3名〜10名ほどでも個別とうたう会社も存在しています。

ただ、講師の負担や学力の伸びなどを勘案すると2名ほどまでの形態が無難ではないでしょうか。

自立型指導のフランチャイズ

  1. の形態は、指導というよりは「演習」を中心にした管理型の塾になります。

昨今、地方部などでは講師の採用も厳しくこの形態で運営をされている塾も多数あります。

また、指導の部分で言えば「映像講義」や「AIツール」などを利用して取組んでいるところもあります。

人件費が低く運営ができるメリットはあります。

しかしながら、今は格安で内容の良い学習ツールも多くある中でいかに差別化をはかっていけるかというのが課題でもあります。

3つの形態から決めることが重要

この3つの形態から、地域性やご自身のスキルなども勘案してどの形態の学習塾を運営していくのかという方向性を決める事が重要になります。

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