塾のフランチャイズマーケット規模ってどうなの?

塾のフランチャイズマーケット規模ってどうなの?

独立を考えたことがある人は多いと思います。独立には、自分でやるかフランチャイズを利用して独立するかの選択があります。そこで大事なのは、学習塾のマーケティングについて考えることです。この記事では、「学習塾のマーケティング」について、実際に独立して会社経営をしている経験をもとにお役に立てるようにわかりやすく解説しました。

目次

学習塾の市場規模

学習塾の売上はあまり大きな変動値はありません。9000億〜1兆円弱の規模を数十年続いている状況です。

軒数で言えば、5万軒前後という数字が続いています。

当然、この間にはリーマンショックや東日本大震災や最近ではコロナなど歴史的にみても不景気要因が多くありました。

一人当たりの単価がアップ

しかしながら、売上の変動はありません。

顕著な売上傾向の1つとしては「受験」というイベント自体はその影響で消失したわけもでありません。

必ず、受験は時期がくれば行われるのです。

そして、少子化という波があるにもかかわらず、これも変動要因になっていません。

よく言われているのは、少子化で1人にかける教育費用があがったという話もありますが、現場ではそのような体感温度は低いように思います。

従って、主たる要因にはなっていないのです。

マーケットの底力

最大の要因は大学進学率の向上に思います。

30年前に比べれば倍ほど進学率に変化があります。200万人で3割の進学率で60万人、100万人で60%の進学率で60万人。

子供が半減しても大学に進学する総数は変わらないのです。

そして、この値は今でも伸びているところでもあります。

大学まで進む割合が高ければ、当然塾を利用する人も比例して多くなるでしょう。

ここに塾マーケットの底堅さがあるのでしょう。

高校生を取り込む

しかしながら、高校生の指導に注力している学習塾はまだ少なくもあります。

弊社は高校生ターゲットの取り込みにも力をいれています。

学習塾の経営において、このマーケットを取り込むかどうかは、持続可能な教室にする上で極めて重要なキーポイント

になります。

学習塾の現在地はこのように推移をしてきています。

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