フランチャイズ店の多店舗展開はオーナーのメリットになる?
独立を考えたことがある人は多いと思います。独立には、自分でやるかフランチャイズを利用して独立するかの選択があります。そこで大事なのは、多店舗展開とフランチャイズの関係性について考えることです。この記事では、「多店舗展開とフランチャイズの関係性」について、実際に独立して会社経営をしている経験をもとにお役に立てるようにわかりやすく解説しました。
個人事業主、会社のどちらで立ち上げるか?
「個人事業主」なのか「会社」の境目というのは、「多店舗展開」ではかれます。
最初から法人を立ち上げる方もいますが、余程「BtoB」取引でない限りあまり法人で立ち上げるメリットというのは、薄いものです。
最初は、小さく始めて自分でも身をいれて事業を行う人が多い事でしょう。
これは、いわゆる「生業」といわれるもので、「個人事業主」という立ち上げ方です。
対して、多店舗を展開していくと当然社員も雇用をしていくので、これで「法人」という規模になってきます。因みに、税金対策などの法人化のケースはこの場合対象外とします。
規模の壁の存在
規模の壁というモノが存在します。0から1店舗にまず壁が存在します。
これは、まず立ち上げをして自分で身を入れながらでうまくいけるかです。
1から2店舗にも壁が存在します。
今までは自分で身をいれながら運営していた店舗を今度は人を使いながらうまくいくかどうかです。
この2店舗がうまくいけば、後は5でも10店舗でも可能ではあると思います。
個人的なイメージでは、0⇒1の成功確率が50%、1⇒2の成功確率も50%くらいです。
すると3店舗以上展開できる人というのは25%ほどの確率になってくるように思います。
他店舗経営はフランチャイズが展開しやすいシステム
多店舗を経営していく上では、フランチャイズというのは非常に店舗展開がしやすいシステムでもあります。
逆に言えば、フランチャイズの恩恵を受ける場合にも「多店舗展開」という事がフランチャイズ加盟のメリットにもなってくるのです。
個人でされる経営というのは、属人的になりやすく多店舗展開をしていく上では、どうしてもシステム化をしていく必要があります。
フランチャイズを検討していく上で、将来の事業規模を考えながらフランチャイズを活用するという考え方もできます。
その辺を踏まえて、検討をしていきましょう。