塾を開業したい方向けフランチャイズは儲かるか?
元大手FC本部長が解説
独立を考えたことがある人は多いと思います。独立には、自分でやるかフランチャイズを利用して独立するかの選択があります。そこで大事なのは、フランチャイズの危険性を考えることです。この記事では、「フランチャイズの危険性を考える」について、実際に独立して会社経営をしている経験をもとにお役に立てるようにわかりやすく解説しました。
ブームに乗るか地道に歩むか?
飲食などは顕著でありますが、流行の業種などが数年サイクルであります。
またその流れでフランチャイズができたりなどもあります。
この時に注意すべき点は、その業種がブームが去っても成立していくようなものなのかどうかです。
ブームが何年も継続する事は難しく、長くても3年程で短いと1年ほどで流れが変わってしまいます。
ブーム中は利益が上がっても、下がった後の撤退コストなどを勘案すると結果赤字になってしまったという事もよくあります。
タピオカブーム
少し前にタピオカブームがありました。ブームが去った後にほとんど撤退になっています。
しかしながら、タピオカティーなどメニューの1種として展開して今もしっかり継続をしているような店舗もあります。
最近では、生食パンやフルーツの大福などがブームが一段落してほとんどの店舗が赤字になってしまいました。
それによりフランチャイズ本部側と揉め事になっているなどの報道もされています。
単品業種というのは、それだけでもリスクを伴いますが、特にブームになっている単品業種は非常にリスクも伴います。
地に足をつけた業種を選ぶ重要性
そういう意味では、流行に左右をされるような業種を選ぶのでなく、ある程度定着された業種業態を選択すべきでしょう。
そこでは、競合にどう勝ち抜くかという問題点を解決できれば、勝ち残る事は可能です。
ブームのような一過性のものは、業態が定着していないため、競合は同業他店でなく「世間」という事になってしまいます。
塾でフランチャイズの選択肢は?
弊社が展開している学習塾業界は、「受験」という絶対的なニーズがあるので流行に左右をされるという業種ではありません。
少子化というマイナス要因は存在するものの、生徒数が0になったり受験自体の制度がなくなるという事はありません。
むしろ、昨今の大学進学率の向上でこの辺のマイナスが相殺されるようなマーケットになっています。
フランチャイズの選択として学習塾という選択肢は、十分にビジネス余地が残っています。
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