フランチャイズで独立・起業:ネット型起業は儲かるのか

フランチャイズで独立したいと考える人も多いと思います。今回は、ネット型起業は儲かるのかについて考えてみたいと思います。
その辺を実際にフランチャイズのスーパーバイザーとして15年以上の経験と現在本も出版して現場で活躍しているSVの専門家と考えてみたいと思います。

店舗を持つか持たないかでビジネスを考えた場合に、ネット関係のFCもいくつかあります。

インターネットを使ったもので多くはネットシップのビジネスがあります。

当然、初期投資やランニングを考えた場合に店舗を持たないビジネスは安価でできるメリットはあります。

しかしながら、今は余程特殊な商材でなければネット上で販売して利益ができるかと言えば疑問なところはあります。

類似品などは、検索ができる事を考えれば独自性がない限り最後は価格の勝負になってしまうのでないでしょうか。

また、本来FCにおいてはエリアなどが一部制限をされている中で、運営を行う事が多い中で、ネットショップなどの

運営は顧客対象が全国という事を考えると正直どのように割振りがされているのか謎なところもあります。

もっといえば、本来出店コストもかからない中であえてFC方式で展開していく事にも疑問が残ります。

本来、それだけ販売が可能であるショップであれば単純に直営で運営する事の方が利益も高いように思います。

一般的にブログやyoutubeも含め参入障壁は低い分、継続して収益があげられる人というのは恐らく1割もいないのではないでしょうか。

その1割も数年、継続的に運営をして収益化した方が大半だと思います。

それだけ、ネットビジネスというのは参入障壁も低い分勝ち抜いていく事は厳しい部分はあるのではないでしょうか。

対して、店舗ビジネスというのはコストはかかるものの、基本的には地元エリアでの顧客に対して販売をしていく事になるので、商売の基本である「リピーター」という事を考えればこちらの方が優位性が高いはずです。

副業や実店舗を運営しながら派生的にネットでの販売をする上ではプラスが見込めます。

ネットのみでの起業は、少々時間を要する事を前提に取組むべきマーケットではないでしょうか。

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