フランチャイズで独立したいと考える人も多いと思います。今回は、開業についてのデータについて考えてみたいと思います。
その辺を実際にフランチャイズのスーパーバイザーとして15年以上の経験と現在本も出版して現場で活躍しているSVの専門家と考えてみたいと思います。ここ数年で、から揚げ専門店がブームのように非常に多くの店舗ができました。
フランチャイズにかかわらず、独立、開業に関する数字をみていきます。
以前から、日本は独立、開業については諸外国と比べると低いと言われてきました。
日本の開業率は4.2%(2019年)という数字です。
イギリス13.5%、フランス10%、アメリカ9.1%、ドイツ8%と諸外国はなっていますので、日本では半分以下の数字になっています。
これは、投資なども同様ですが日本人は基本的に安全志向なので起業というより勤め人の道を選択する傾向が
強くあります。
また、近年独立志向が強い傾向にも思いますが、実態の起業数というは開業率同様減少傾向にあります。
開業地域は、東京が高いかといえばそうでもありません。
1位は沖縄が6.6%、2位が福岡5.5%、3位が愛知と埼玉で4.9%となり東京は4.8%で5位の結果になります。
地方の方が、会社なども少ない関係から開業志向が強いように思います。
また起業希望者数と起業準備数というデータもあります。
これは約半数の数字になります。希望をしていても実際に起業までする人が半分程度に減少してしまうようです。
色々なところにハードルを感じて諦めてしまうのでしょうが、これは副業においてもほぼ同じ割合の数字がでています。
いかかでしたでしょうか。
まだ日本においては独立開業というのはスタンダードではありませんが、その分チャンスも潜んでいると捉える
事もできます。
終身雇用が崩れている現在、独立の選択肢を考える必要性に迫られているのではないでしょうか。