フランチャイズで独立・起業:投資の騙しにご注意

フランチャイズで独立したいと考える人も多いと思います。今回は、投資の騙しにご注意について考えてみたいと思います。
その辺を実際にフランチャイズのスーパーバイザーとして15年以上の経験と現在本も出版して現場で活躍しているSVの専門家と考えてみたいと思います。ここ数年で、から揚げ専門店がブームのように非常に多くの店舗ができました

投資と言えば、株式投資、FX、仮想通貨、外貨預金など様々な種類のものがあります。

最近では新NISAなど枠を拡充して国も推奨をしていたりします。

この中でも不動産投資でトラブルになっている事が多いので是非始められる方はご注意していただきたいものです。

不動産投資の基本スキームは、賃貸にまわした賃料でローンの返済をしていきローン完済後資産として残るというのが一般的です。

ここでのリスクは当然、「空室リスク」です。空室が出た場合にローンの返済が厳しくなるのではないかというものです。

空室が出ても家賃の保証を一定期間しますというのが「サブリース契約」です。そして、頭金はほとんどいりません。節税効果もあります。

このような、うたい文句で営業をされます。

一見、この条件だけを聞けばリスクもなくメリットがあるように思います。

勿論、この仕組みによってローン返済額より賃料も含め上回れば問題はありません。

そのような収益物件もゼロではないでしょう。

しかしながら、このサブリース契約には色々と問題があり、契約時にその部分をしっかり説明されずトラブルになっているケースが非常に多くあります。

ワンルームマンションの投資によく利用されているようです。

中にはアパートなどの一棟契約などにも使われたり、CMにもでているような大手企業でもされている場合も多くあります。

不動産は、金額も大きい分マイナスになった場合はそれなりの打撃にもつながる金額は多くあります。

そもそもが、不動産投資は返済期間も30年〜35年など長期の中で、日本の社会構造上人口が減少している中で不動産の価値を維持していく事は難しいとも言われています。

人口維持に移民政策などに大きく舵をきれば、また状況も変わりますが現状ではその傾向にありません。

従って一部の都心部などの例外な地域を除けば、多くは資産価値としては疑問が残る点もあります。

居住用となれば、自己使用なので意味合いは変わりますが、投資用としては懸念はあります。

では次回、このサブリース契約の問題について考えていきたいと思います。

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