フランチャイズの初期投資の回収期間は何年が適性か

フランチャイズで独立したいと考える人も多いと思います。今回は、フランチャイズの初期投資について考えてみたいと思います。飲食の回収期間は何年が適切なのか?塾の場合はどうなのか?
その辺を実際にフランチャイズのスーパーバイザーとして15年以上の経験と現在本も出版して現場で活躍しているSVの専門家と考えてみたいと思います。フランチャイズで独立したいと考えている皆様のお役に立てるようにわかりやすく解説しました。

目次

初期投資の回収期間は何年が適正?

収益シュミレーションを立てた際に、初期投資費用の回収期間は何年が適性かという相談を受けます。

勿論、経営をしていく中でランニングの赤字なども累積していく事はあります。

ただ、ここは切り分けて収益を出していく事が望ましいでしょう。

初期投資というのは、機材や内装、フランチャイズなどであれば加盟金の金額でもあります。

対してランニング上の赤字は、人件費や賃料の含めた固定費などの不足部分でもあり勘定科目的にも異なるものが多くあります。

当然、減価償却なども含め経理上の処理も異なります。

従って、分けて把握しておくことが重要です。

初期投資は一般的には3年〜5年ほどで回収期間の目安となります。

特に飲食店などは業態によっては、飽きられてしまう点もあり5年ほどでお店の改装なども行わないといけ

ない場合が多くあります。

その際に、最初の初期投資の回収ができていないと次の投資にまわせないこともあります。

学習塾の初期投資回収期間は?

また、私たちの学習塾なども改装などは伴いませんが3年以上教室を経営しているとある程度軌道には乗ってきます。

業績的には右肩上がりでずっといく事は少なく、3,4年目から数字の伸びが鈍化します。

これが安定軌道になっているとなれば、初期投資の回収が終えていれば2店舗目の展開の原資になる事が少なくありません。

初期投資の回収というのは、期間も重要ではありますが次の事業投資へ向けての原資になる事を理解する事が重要です。

現在は、色々なサイクルが早くなってきています。

一時期、良い期間があってもそのままにしていると、また衰退のサイクルが遅かれ来ます。

それを見越して、次への投資していく事が持続可能な経営に繋がる事にもなりますので是非、その辺をイメージしながら経営をしていく事が重要です。

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