フランチャイズで独立したいと考える人も多いと思います。今回は、接骨院FCは儲かるか?についてについて考えてみたいと思います。
その辺を実際にフランチャイズのスーパーバイザーとして15年以上の経験と現在本も出版して現場で活躍しているSVの専門家と考えてみたいと思います。
接骨院という業態も近年FC形態で店舗を伸ばしているところもあります。
これは、ストレッチ系のものも存在していたり、少しフィトネスジムとの間のような形態のものもあったりします。
20年ほど前は、接骨院の数はそれほど多くありませんでした。
接骨院のメインの資格である柔道整復師というのは国家資格であり、近年この取得における学校なども多くできました。
それに伴い、独立開業される方も非常に増加しており現在はやや過当競争のような状況になっています。
ここ10年での柔道整復師の資格者数は5万人から7万5千人と1.5倍に増加をしています。
開所数も2010年の3万8千から2020年に5万軒ほどに増加しています。
この数字は、あくまで柔道整復師が開所した数となり基本接骨院となりますが、実際はこれに鍼灸やあん摩などを加えると10万軒を越える数にもなっています。
よく、5万軒を越えるとコンビニの数と変わらないという事が言われます。
コンビニの数は約5万7千軒あります。歯医者の数は8万軒を越えており、よくコンビの数より多いと言われる所以でもあります。
学習塾の数は約5万軒であり、ビジネスモデル的にも接骨院と非常に似ている部分があります。
従って、学習塾同様、接骨院というのは意識をしていないと気づかないところもありますが、実数的にはそれなりに多く存在しているという事になります。
次回、ビジネス的にどうかをみていきます。