フランチャイズ店とはー立地について考える
独立を考えたことがある人は多いと思います。独立には、自分でやるかフランチャイズを利用して独立するかの選択があります。そこで大事なのは、立地です。この記事では、「立地」について、実際に独立して会社経営をしている経験をもとにお役に立てるようにわかりやすく解説しました。
カニバリゼーション
飲食や物販などは、売上における立地の重要性は8割とも9割とも言われています。
1本道路が変わるだけでも、売上に影響があると言われています。
しかしながら、ある程度の規模のチェーンになると競合自体が自社になってきたりもします。
いわゆる、カニバリゼーションと言われる「共食い」の状況です。
コンビニエンスストアなどは、よく同じチェーンが近くに出店しトラブㇽになっているケースも多々あります。
ドミナント戦略
反対にドミナント戦略という出店の考え方も有ります。
これは、近隣に同じチェーンで囲いながら他社にエリアをとられないようにしていく考え方です。
出店に伴う、需要をとりこめればドミナント戦略も成立しますが、そうでない場合は前述した共食い状況になってしまいます。
アーリーステージのフランチャイズ加盟のメリットして、希望のエリアでの出店が可能である事が非常に大きいです。
特に立地のウエートが大きい業種であれば、大きなアドバンテージになります。
塾業界の立地
私達がでがけている学習塾業界では、そこまで立地のウエートは大きくありません。
2等立地や空中階の店舗でも十分に営業が行う事が可能です。
そして、学校や子供のいない地域というのも限定されているので、後は競合との兼ね合いになります。
そして、個別指導型の塾であれば生徒以上に、アルバイト講師が確保できるエリアかというのも重要なファクターです。
立地に左右されないことが重要
全ての業種で、なかなかブルーオーシャンという市場を見つけていく事は難しいですが、少なくともレッドオーシャンの市場は避ける事はできます。
少し、繁盛してくると業態を真似られたり近くに出店をされたりという事もあるでしょう。
そうした時に、自社のオリジナルが活かせる事がビジネス上重要であります。
立地は、一度開業をしてしまうと場所を変えるという事も難しくなります。
少なからず、立地にあまり依存しない業種をフランチャイズ選択の1つのファクターにされると良いでしょう。