フランチャイズで独立したいと考える人も多いと思います。今回は、掃除系のFCは儲かるか?についてについて考えてみたいと思います。
その辺を実際にフランチャイズのスーパーバイザーとして15年以上の経験と現在本も出版して現場で活躍しているSVの専門家と考えてみたいと思います。
最近、掃除関係のFCが多くあります。古くはダスキンなどが有名ではありました。
ハウスクリーニングやオフィスビルやマンションなどを対象範囲にしているところが多いようです。
開業資金も100万円以下でできるものも多く、始めるにあたってのハードルはそれほど高くないところもあります。
以前は、顧客集客を自分でする場合にチラシを始めとした販促費用がかさんだり、一般家庭のアエアコン清掃などですと、どうしてもスポット的な部分も多く安定的に経営していく難点もありました。
最近では、事業所などを含めた清掃や営業代行を本部でしてくれるところなどもあるので、はじめるのであればそのような形態が望ましいと思います。
実際、私の知り合いでもされている方もいて話を聞きますと、前述したような会社に加盟して安定的な売上を保つことはできているようです。
では、デメリットの部分でいえば中々人を雇用して広げていく事が難しい話もされていました。
例えば本部においても、集客ができ技術もあり資本投下を伴わないものであれば、本来本部での展開も可能なはずです。
やはり、FC方式での展開というのは、それだけ人材確保が難しいのではないでしょうか。
従って、やや下請け的な形態にはなりますが、本部で受注した仕事をFC店にまわすという形態をされているのだと思います。
少し形態は違いますがコンビニの本部と加盟店に似たような点はあったりはします。
また、勤務時間もやはり仕事先の会社の始業前に完了しないといけないことも多く早朝、場合によってはしたくも含めれば夜明け前からの作業となるので、体力的にもそれなりの負担は覚悟しての仕事になるのではないでしょうか。
独りで気兼ねなく、仕事をすすめたいという方には向いている業種の仕事の1つになるのではないでしょうか。