独立を考えたことがある人は多いと思います。フランチャイズのコンビニで独立したいと考える人も多いと思います。では、コンビニで独立開業する時の注意点や問題にはどんなことがあるのでしょうか?そこで今回は、コンビニで独立開業する時の注意点や問題を実際に学習塾を経営をしている経験をもとに考えてみたいと思います。コンビニで開業をする皆様のお役に立てるようにわかりやすく解説しました。
フランチャイズのコンビニ問題とは?トラブルに注目!
フランチャイズを検討していると、コンビニにおけるトラブルなどを目にし、フランチャイズビジネスに躊躇する方もいます。
では、どの辺に問題があるかを見ていきたいと思います。
まず、コンビニに加盟を検討される方というのは、本部も大きく身近でご利用されている事もあり、客数もそれなりに多く商品力も高いのでという事での安心感などから検討をする方が多くいます。
では、コンビにおける問題点の根本原因は、私は「契約書」にあると考えています。
コンビニのフランチャイズ契約書というのは、非常に内容も厚く加盟前に全てを理解する事は難しいでしょう。
勿論、大手なので規則が多いという事は理解しながらも、ルールが多いという事は、それだけ「自由裁量」が棄損されています。
経営者は自由裁量がおおいはず?なのに。
そもそも、独立起業というのはサラリーマン時代と比べ自由裁量など多くある事が魅力でもあります。
ある意味、勤務時間や営業日数、利益にいたるまで、経営者の裁量が極めて多くあります。
しかしながら、コンビニの営業というのは、ご存知のように365日24時間という制約があります。
商品における、値引きや仕入れなども全て制限がされています。
棚における、陳列の順番なども決められています。
小売業において、ここまで制限が課されると実質、独立経営者と言えるかといえば疑問に残る内容です。
労働時間なども、サラリーマン時代より大幅に増えたという話も聞きます。どこか、独立いうのは名ばかりの制限付き業務委託者のように思います。
契約書に問題あり?
この辺の取り決めが、全て契約書ベースに反映をされています。
それに違反をした場合には当然、違約金や契約解除などのペナルティも課せられます。
また、コンビの契約というのは長期にわたる契約期間になっており、安易にやめる事もできません。
通常中途解約は、解約違約金という事で、莫大な違約金の請求となり、辞めるに辞められないという状況になっていたりもし
色々な係争に発展している事が多くあります。
仮に訴訟に発展した場合にも、判例的にも加盟者側が勝訴になる事は少なく契約書がベースになっている本部側が有利な結末が多くあります。
このような点から、コンビニ問題と言われることが多くあります。
次回は、もう少し詳細にみていきましょう。