フランチャイズで独立したいと考える人も多いと思います。今回は、フランチャイズの買取型について考えてみたいと思います。
その辺を実際にフランチャイズのスーパーバイザーとして15年以上の経験と現在本も出版して現場で活躍しているSVの専門家と考えてみたいと思います。
フランチャイズの買取型ってどうなの?
近年、増加しているフランチャイズ業態として買取系のフランチャイズがあります。
貴金属やブランド品などの買取が中心の業態でありますが、実際に加盟店とトラブルになっている本部などもあったりもします。
本部で査定や買取などを行ってくれるところも多く、基本的には個人で開業するよりはFCにおけるメリットもあるように思います。
ブランド品なども偽物などもあるので、個人でそれを全て知識を持って運営をすることはハードルがあるでしょう。
また、最近はメルカリなども含め、個人売買ができるサイトも多くありますが、やはり高額な物であれば、なかなかネットでの個人間の売買も限界があるようにも思います。
どこかお墨付きのようなものが買う側も欲しいのではないでしょうか。
逆に、ネットである程度の査定額なども調べる事も可能であるので、売る人によってはある程度の相場並みの金額がつかないと逆に売らないケースもあるでしょう。
フランチャイズの買取型は集客が重要?
では、ビジネス的な最大のハードルは立地と集客にあるように思います。集客は売りにきてくれる客層をどう集めるかではないでしょうか。
私自身は利用をした事がないので推測にはなりますが、大都市圏でなければそれほど、売りに来る方は少数ではないでしょうか。
ある程度、引っ越しなども含め身辺整理という方と水商売絡みでプレゼントなどでよくブランド物が手に入るような人が客層に思います。
仮に田舎の都市に出店をした場合に、そのような客層が安定的に存在するかといえば疑問は残ります。
1巡してしまえば、広告の効果も限定的でもあり常に集客をし続ける事は困難にも思います。大都市などでは、不特定の人で売りに来るケースも多くあるでしょう。
従って、ある程度の人口規模やエリアによってバラツキがあるように思います。
意外と注意をしてみると買取屋さんを目にすることは多くあります。
それなりに、競争は多くネットでの業者も含めればそれなりには存在するので、集客が見込めるエリアでの出店が可能かどうかが成功の可否でもあるでしょう。