フランチャイズで独立したいと考える人も多いと思います。今回は、フランチャイズでパソコンスクールを運営した場合の注意点を中心に実際にフランチャイズのスーパーバイザーとして15年以上の経験を基に考えてみたいと思います。フランチャイズを探している皆様のお役に立てるようにわかりやすく解説しました。
パソコンスクールのおすすめの独立方法と需要は?
前回、幼児教育について書きましたが、違うスクールで以前はそれなりに需要あありましたパソコンスクールについてみてみようと思います。
現状、従来型のパソコンスクールは減少しており、全国では6000教室規模と言われています。
学習塾は5万教室弱ほどの規模なので、数的には10分1程度にはなります。
以前のワードやエクセル的な技能を指導していくところは厳しく、近年はやはりスマホやタブレットにデバイス自体も移行している分需要減になっているようです。
逆に動画編集やHPのデザイン的な部分を指導しているなところは、それなりに需要も多くある様です。
少し、PCスクールと主旨が異なる部分はあるかと思いますが現状のニーズではそちらの方がビジネス的には優位性があります。
PCスクールに近いものでプログラミングスクールはそれなりに需要があります。
特に共通テストなども「情報」という科目も開設され、プログラミングに対する需要はあります。
パソコンスクールのデメリットと独立おすすめ方法
しかしながら、塾のコースの1つにいれたり、併設している塾もある中で、プログラミングだけで教室を運営していくには少々厳しさもあったりするでしょう。
また、PCスクールにおけるデメリットとして習い事の範疇に入るため、単価も非常にとりにくい傾向があります。
習い事系のスクールは、大体1万円前後の単価やサブスクモデル的な習い放題のような形態をとらなければいけいのもデメリットではあります。
必然的に数をそれなりに集客をしないと厳しい部分があります。
また、継続期間としても1年以上通い続ける人は少数ではないかと思いますので、スクール運営の肝としての長期継続という部分も難しさがあります。
どこかの自治体などとの提携などがあると安定的に生徒も集客ができそうな部分はあります。
ハロワークの職業訓練の指定校などになるなど。この辺を理解しながら、PCスクールを検討すべきではないでしょうか。