フランチャイズで独立したいと考える人も多いと思います。今回は、誇大広告によるトラブルについて考えたいと思います。
その辺を実際にフランチャイズのスーパーバイザーとして15年以上の経験と現在本も出版して現場で活躍しているSVの専門家と考えてみたいと思います。
前回、FCの媒体についてお話をさせていただきました。媒体が大きいと紹介しているものに対して信用をしてしまう部分が有ります。
実際、トラブルになって加盟停止や倒産をした様な事例などもあります。
最近では、FCチャンネルでも紹介をされていた牛タンの本部が倒産したなどのケースがありました。
この会社は、FCチャンネルとも連携をされているようなチャンネルの「令和の虎」というチャンネルから生まれた会社でもありました。
林社長なども一部出資をしていて絡んでいた部分もありますが、最終的には倒産をしてしまいました。
また、同様の流れでラーメンコンサルをされている方のFC展開という事で、こちらも非常に絶賛を当時はされていましたが、結果詐欺的な手法で過去もコンサルをされていたいう事が後々発覚されたという事もありました。
少し前になりますが、以前アントレがリクルート傘下の時代に、雑誌に大々的に薬局のFCというのが掲載されていました。
こちらも、ほぼ開業実態がない中、詐欺的に加盟希望者数十人から加盟金を受け取り、そのままドロンをして最後は計画倒産のような形で顛末をむかえた事例もありました。
当然、リクルート側にも、掲載基準が甘すぎるのではないかという話もでてきたようです。
また、FXの開発代行なども手掛け上場もされていたベンチャー・リンクという会社も倒産をした事もあります。
FCチャンネルでコンサルをされている竹村さんもこちらの会社の出身の様です。
今でも、いろいろなFC本部にベンチャー・リンク出身の方がいたりもします。
決して、掲載媒体が大きいから掲載している会社が全て信用できるかと言えば、そこは違う部分があります。銀行のような厳密な審査は当然行っていないので、あくまで掲載料を払える会社であれば掲載自体は問題なくできる事が多くあります。
従って、最終的には選択する側の方で、問題のある会社かどうかを見極める必要があります。