フランチャイズで独立・起業:フィットネスジムの経営の要とは

フランチャイズで独立したいと考える人も多いと思います。今回は、フィットネスジムの経営の要についてについて考えてみたいと思います。
その辺を実際にフランチャイズのスーパーバイザーとして15年以上の経験と現在本も出版して現場で活躍しているSVの専門家と考えてみたいと思います。

業種によって、経営の要が変わる事は多くあります。飲食店であれば、立地であったり学習塾であれば集客という点が非常に重要でもあります。

最近、非常に数が増加している業態にフィッネスジムがあります。

24時間型で無人で営業されているジムも多数あります。

大手のジムに比べれば、設備的にもプールや入浴施設などは備えておらず、基本的にはマシンのみが並んでいる形態が主流でもあります。

金額は5000円以内の価格設定が大半ではないでしょうか。

マシンだけで差別化をはかるというのは、難しい部分はあり、正直非常に似たようなモデルの店舗を多く見かけます。

FC展開はしていませんが、ライザップがチョコザップという無人の形態のジムを最近急速に展開をしています。

ジムだけでなく、セルフ脱毛などの機械も揃えコンセプト的にもあまり筋トレをメインにした打ち出しでなく、運動不足の人に普段着のままお気軽にというのが広告を見る限りにはうつります。

少々、今までのジムとは異なるターゲットに訴求している感じがします。

ジムにおいて、一番の経営の要は、「リピーター」ではないでしょう。いかに長期間、通ってもらえるかです。

学習塾においては「受験」という一つの大きな目標があるので、比較的継続期間は長期間になります。

ジムで言えば、個々の体重などの目標などあるものの、セルフ型のジムで長期間通う事はそれなりにハードルがあるように思います。

大手ジムであれば、スタジオメニューなどでグループ化し会員さん同士が仲間になるような取り組みをしています。

パーソナルジムであれば、マンツーマンでトレーナーがつくのでモチベーション的には続くのではないでしょうか。

少々、異なりますがボクシングジムや空手教室などもやはり、トレーナーが存在します。

無人業態は、コスト的には低く経営ができますが、ジムのような業態においてはある程度人を介在する事の方が結果、リピーターができ経営的に良い気がします。この辺の動向を踏まえ、ジム経営を検討した方が良いでしょう。

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