フランチャイズを含めた業界の流れを把握する

フランチャイズで独立したいと考える人も多いと思います。今回は、フランチャイズを含めた業界の流れを把握するというテーマで考えてみたいと思います。
その辺を実際にフランチャイズのスーパーバイザーとして15年以上の経験と現在本も出版して現場で活躍しているSVの専門家と考えてみたいと思います。

目次

フランチャイズを含めた業界の流れを把握する重要性

業界の流れを把握する

現在、フランチャイズに限らず1つのビジネスモデルで30年以上維持していく事は非常に難しくなっています。

商品の流行り廃りでなくなるものは存在します。

これは、「タピオカ」や「高級食パン」であったりすのですが、業界そのものが時代とともに衰退していくものもあります。

以前のビジネスモデルが、何かの要因で消失していく事が多々あります。

例えば、本屋は2000年に入ってから下降線をたどり、現在は1日1店舗の割合で閉鎖が続いているといわれています。

これに併せて、出版社も厳しく出版不況など言われています。

写真屋も、いまはデジタルに移行した事もありフィルムの現像自体の需要もなくなり、以前では街に必ずあった写真屋は姿を消している状況です。

近年では、パチンコ店も色々な規制などの関係もあり、最盛期の約3分1ほどの規模になり急速に店舗の閉鎖が目立ちます。

レンタルビデオも同様に、今はネットでの有料動画配信の方にここ数年で移行され、街のレンタルビデオ店も姿を消しています。

フランチャイズも展開をされているツタヤさんでも昨年から100店舗以上閉店が続き最盛期より3分1ほど店舗が減少しています。

映像ソフト市場自体は伸びている業界ではありますが、店舗型のレンタル形式の市場規模は縮小している状況ではあります。

下降曲線の動向を注視する

このように最近は、急速に業態自体が縮小していく傾向がでていたりもします。

とはいえ、必ず下降曲線にはいる原因というのは存在するので、その辺の動向を注視する事が重要です。

前述した商品の流行というのは、ブームが去ると落ち込みが激しいですが、業界の衰退自体はスローダウンしながら下降していく傾向があります。

学習塾業界で言えば、少子化よりも受験のシステムに大幅な変更を余儀なくされた場合が業界自体に打撃があるように思います。

現時点では、そのような話題はでていませんが今後そのようなリスクもないわけではありません。

いずれにしても、5年〜10年ほどのスパンでマクロ的にその業界を見ていくと色々な傾向が見てとれます。

是非、参入する業界のトレンドをみてみましょう。

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