フランチャイズで独立したいと考える人も多いと思います。今回も、「フランチャイズで失敗する傾向の人とは?」について考えてみたいと思います。
その辺を実際にフランチャイズのスーパーバイザーとして15年以上の経験と現在本も出版して現場で活躍しているSVの専門家と考えてみたいと思います。ここ数年で、から揚げ専門店がブームのように非常に多くの店舗ができました。
今回は、特にフランチャイズに限ったは話ではありません。
起業全般に言えることです。
うまくいかない特徴の人は、非常に行動を起こすまでに時間がかかるという事です。
ややもすると言い訳が多くなります。
私も加盟店に対し、色々な提案をしていますがそれでもすぐ行動に移す人、考える人、行動しない人などと大別されます。
特に行動しない人に限って言えば、行動をしない言い訳をひたすらする方がいます。
規模が小さく、自分が決裁者というのは大手に比べ早く行動に移せるというメリットがあります。
大手であれば、何か事を起こすにしても稟議をはかったりなど時間がかかります。
特に脱サラの方で以前大手に勤めていた方ほど、このような癖が抜けきっていないように思います。
考えてから行動をするという思考回路になりがちですが、起業などはトライアンドエラーが重要です。
行動してから考える位が調度良いです。
また、同様にひたすら分析ばかりをする人もいます。
一定の問題解決にあたっての振り返りは良いとは思いますが、あまりこれも分析しすぎるとそこに満足してしまう人が多くいます。
分析する事で解決した気になってしまうものです。
全てにおいて、合理的な理由が存在するかと言えばそんな事ばかりではありません。
理由のない事も多く存在はします。
それよりも一定の継続期間を持って実行をしていく事の方がはるかに重要です。
どこか、大手企業病ではないですが、このような取組みをする事業主をよく見かけます。
そして、多くは業績が良くない傾向にあります。
まずは、考えるよりも行動を早めていく事に主眼を置かれると良いでしょう。
