フランチャイズで独立したいと考える人も多いと思います。今回も、「ケンタッキーについて」について考えてみたいと思います。
その辺を実際にフランチャイズのスーパーバイザーとして15年以上の経験と現在本も出版して現場で活躍しているSVの専門家と考えてみたいと思います。ここ数年で、から揚げ専門店がブームのように非常に多くの店舗ができました。
先日、ケンタッキー・フライド・チキンの株主でもある三菱商事が売却方針の報道がありました。
ケンタッキーはフランチャイズシステムで運営をしており、三菱商事はローソンなども手掛けており、フランチャイズには関係のある会社でもあります。
以前、フランチャイズのダメな本部を揶揄して、あの本部はFCでも、フライチキンだからなどという冗談話もありました。
とはいえ、ケンタッキー自体は非常に優秀なFC本部でもあります。
ケンタッキーの業績は、ここ数年非常に好調でありコロナ禍でもテイクアウト需要などをとりこんでおり、外食産業が苦戦の中、業績を伸ばしていました。
売却と聞くと業績不振による整理というイメージの人も多いでしょうがむしろ利益を上げているうちに売却というケースも非常に多くあります。
代表的な例はファンドにおける買収であったりします。
ケンタッキーはフランチャイズの元祖のような会社でもあります。
日本でのFC展開を始めた企業はダスキンと不二家と言われていますがケンタッキーなどもFC黎明期の1社ではないでしょうか。
現在は、約1200店舗ほどあり、その約7割以上がフランチャイズの店舗になります。
日本に上陸してすでに50年ほど経過をしていますが、前述したように非常に業績は好調です。
近年、から揚げ店のブームは去り閉店が相次いでいますが、やはりケンタッキーと比べ歴史が浅かった分根付かなかったのでしょうか。
とはいえ、そんなケンタッキーも最初から成功をおさめていた訳でもなく、当初はかなり苦戦もあったりもしました。
その辺も含め次回語りたいと思います。
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