フランチャイズで独立したいと考える人も多いと思います。今回は、ワークマンのフランチャイズについて考えてみたいと思います。
その辺を実際にフランチャイズのスーパーバイザーとして15年以上の経験と現在本も出版して現場で活躍しているSVの専門家と考えてみたいと思います。
ワークマンのフランチャイズとは
近年、ワークマンの店舗展開が伸びています。
ワークマンは、ご存知の方も多いとは思いますが、もとは建築などの作業着関係を中心に展開している専門店です。
最近は、アウトドア向けの商材や機能性重視の衣料品なども人気で、一般の顧客の方も多く利用しています。
ワークマンは全国に800店舗ほど展開しており、フランチャイズ方式での運営です。
フランチャイズの中では、優良フランチャイズ本部という評価も多くあります。
開業資金は300万程で比較的に加盟条件としては低い部類です。
しかしながら、加盟するにあたっては、50歳未満であったり夫婦で専業、法人加盟はできないなどの制約などもあります。
ワークマンのフランチャイズ店の売上やロイは?
標準売り上げでは、1店舗月に1000万、年間1億2000万程の売り上げ規模です。
ロイヤリティは、粗利分配方式をとっており、粗利率が35%ほどになり分配分のロイヤリティは60%になります。
この辺の利益率や仕組みなどは、コンビニに近いものがあります。
ただ、この粗利の中には物件費が含まれているようです。
ワークマンの標準店舗の広さは100坪程度なので、恐らく通常であれば100万以上の賃料がかかる事を考慮すれば、この粗利分配も決して高いとはいえないでしょう。
ユニクロなどと比べ明確な差別化ができている業態でもあり、それなりの支持を得ている事を考えれば、ブランド構築もしっかりされています。
すでに店舗展開が大分されているので、希望のエリアなどがとれるかどうかはありますが、コンビニ開業などを検討されている方にとっては、24時間営業でもないワークマンも同時に検討される余地は十分にあるのではないでしょうか。